CM/エビス歯ブラシ~ピアノ協1番(チャイコフスキー)、グリーンズフリー~グリーングリーン、ペプシコーラ~雨に唄えば&21世紀の精神異常者 他

エビス歯ブラシのザ・プレミアムケアCMで流れている音楽は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の冒頭部分。CMはこちら。



チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第1楽章の冒頭(序章)部分は、とても有名なメロディーで、認知度ではクラシック曲の中でもトップクラスに入る。MP3は2台のピアノによる音色で制作した。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23~第1楽章より
YouTubeより。



強烈な印象を残すスヴャトスラフ・リヒテルのピアノによる全曲演奏はこちら。




次は、ビールテイスト炭酸飲料「グリーンズフリー」(キリンビール)のCMから。松岡茉優出演の登場篇と実感篇で流れている音楽は「グリーングリーン」。その他、リリー・フランキーや岡田将生出演のグリーンズフリーCMでも同曲が使われている。

グリーンズフリー 松岡茉優 実感篇



「グリーングリーン」(作詞作曲はバリー・マクガイアとランディ・スパークス)は、アメリカのフォークグループ、“ニュー・クリスティ・ミンストレルズ” が1963年にリリースしたヒット曲。日本では1967年にNHK『みんなのうた』で放送され、小学校の音楽教材にも使用された。

YouTubeより。



日本語版の歌詞ではパパが登場するが、原曲ではパパは登場しないなど、だいぶ内容が異なっている。原曲ではヒッピー文化が華やかなりし頃の歌だけあって、放浪の旅をしながら自然豊かなユートピアを目指す、つまり自然回帰や既存社会からの脱却を図る、という感じか?訳詞付の原曲はこちら。




現在オンエア中、ペプシジャパンコーラのCM『try me!』篇の使用曲(前半「雨に唄えば」、後半「21世紀の精神異常者」)がちょっと話題になっている。なぜこの2曲なのか?



「雨に唄えば」といえば、この曲を主題歌にした1952年のミュージカル映画(ジーン・ケリー主演)が有名。



このミュージカル映画のために書かれた曲かと思いきや、実は1920年代にすでに登場していたらしい。曲について、ウィキペディアによると、アーサー・フリード作詞、ナシオ・ハーブ・ブラウン(英語版)作曲によるポピュラーソングで、1929年公開のMGM作品『ハリウッド・レヴィユー』で用いられ、「ウクレレ・アイク」ことクリフ・エドワード(英語版)が歌って以来、スタンダード・ナンバーとなったそうだ。

CM後半で使われているキング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」は、現在、レコード制作基準倫理委員会(レコ倫)によって邦題が「21世紀のスキッツォイド・マン」に変更されている。邦題が変わっても、この曲がプログレッシブ・ロック(1960年代後半のイギリスに登場した、クラシックやジャズ、その他の音楽を融合させた進歩的、革新的なロック)史上、燦然と輝く名曲であることに変わりはない。1969年にリリースされたこの曲は、ウィキペディアによると、ベトナム戦争など当時の不安な世相を背景に、21世紀のディストピア(=反ユートピアの意味で暗黒郷、地獄郷のこと)的な未来像を暗示したものであるとされている。

YouTubeより。



上のペプシジャパンコーラのCMは、「雨に唄えば」のように土砂降りでも笑って受け止め、「21世紀のスキッツォイド・マン」のようなディストピア的な未来でもチャレンジするという企業の意思表明か?と勝手に解釈してしまった。知らんけど(笑)

ところで、カリフォルニア・ギター・トリオが2002年に発売した「21世紀のスキッツォイド・マン」をリミックスした「Zundoko-Bushi」(邦題「21世紀のズンドコ節」)という曲をご存知だろうか?ズンドコ節のルーツのひとつ、「海軍小唄」をザ・ドリフターズが替え歌にして歌っていたのが「ドリフのズンドコ節」。カリフォルニア・ギター・トリオの「21世紀のズンドコ節」は、そのドリフ盤のズンドコ節が下敷きになっているそうだ(ウィキペディアより)。何でズンドコ節なんだろう??曲はこちら。



ついでに「ドリフのズンドコ節」(メンバーが荒井注ではなく志村けんに替わった新バージョン)も載せておこう。ちなみにメンバー全員で歌う6番の歌詞は、元歌「海軍小唄」の1番の歌詞とほぼ同じ。



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