タウンワークCM「彼氏が執事に」篇~ハイドン:ひばり 他

リクルートのバイト探しアプリ「タウンワーク」の新CM、「彼氏が執事に」篇(出演:松本人志、片寄涼太)で流れている音楽は、ハイドンの弦楽四重奏曲「ひばり」の第1楽章。CMはこちら。



WEB限定、彼氏が執事に篇のロングバージョンはこちら。



この曲は、1790年に作曲されたハイドンの有名な弦楽四重奏曲。「ひばり」というタイトルは、ハイドンが付けたわけではなく、第1楽章冒頭の旋律が、ひばりがさえずっているように聞こえたことから名付けられたそうである。のどかな雰囲気タップリの音楽。

ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調 Op.64-5「ひばり」~第1楽章


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https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/598/46/N000/000/001/151098628246860191180_haydn_lark01.mp3

大昔に作ってあったDTMを、手直しせずに初MP3化したもの。稚拙なのはご容赦を(^^;
ついでに第4楽章のMP3もどうぞ。無窮動(一定のテンポによる急速な音楽)なところが心地よい。

ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調 Op.64-5「ひばり」~第4楽章


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YouTubeより全曲演奏をどうぞ。




ハイドンは弦楽四重奏曲を83番まで数えるくらい大量に作曲している(ウィキペディアによると、偽作が混じっているので、ハイドンのオリジナルの弦楽四重奏曲は68曲らしい)。「ひばり」以外にも副題付きの曲がたくさんあるのでいくつか紹介しておこう。

・弦楽四重奏曲第17番 ヘ長調 Op.3-5 「セレナード」

第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」が、長年「ハイドンのセレナーデ」として親しまれてきたが、実はローマン・ホフシュテッターという人物の作曲であることが明らかとなっている曲。

第2楽章




過去に爽やかなオルゴール音色でMP3を制作しているので載せておく。

ホフシュテッター:ハイドンのセレナーデ


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・弦楽四重奏曲第39番 ハ長調 Op.33-3 「鳥」

「鳥」のタイトルは、第1楽章で鳥のさえずりを思わせる音型が出て来るところから付いたそうだ。

第1楽章



第4楽章




・弦楽四重奏曲第49番 ニ長調 Op.50-6 「蛙」

第4楽章でカエルがケロケロ…というよりゲコゲコ鳴いているような印象を受けることから「蛙」が付いたんだとか(笑)

第4楽章




・弦楽四重奏曲第61番 ヘ短調 Op.55-2 「剃刀」

真偽は不明だが、ハイドンのところへある出版商が訪ねたときに、ちょうど髭を剃っていたハイドンが、カミソリの切れ味が悪いとグチっていたので、出版商は持っていたカミソリをハイドンに進呈したところ、カミソリと交換に新曲の弦楽四重奏曲を入手した、という逸話から「剃刀(カミソリ)」と名付けられたらしい…(*_*)

第2楽章




・弦楽四重奏曲第74番 ト短調 Op.74-3 「騎士」

副題の由来は第4楽章冒頭で馬が疾駆しているような感じから。

第4楽章




・弦楽四重奏曲第76番 ニ短調 Op.76-2 「五度」

ニ短調ということもあって、ところどころ暗い情念が漂う(…といってもそんなに暗くはない)音楽。第1楽章冒頭の五度離れた下降動機(ラとレ)に基づいて副題が付けられたそうである。

第1楽章




・弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 Op.76-3 「皇帝」

副題の由来は、第2楽章の主題がハイドン作曲のオーストリア国歌である「皇帝讃歌」が使われていることによる。

第2楽章




・弦楽四重奏曲第82番 ヘ長調 Op.77-2 「雲がゆくまで待とう」

副題は第1楽章の主題が同名のイギリス民謡に似ていることから付いたそうだ。1799年に作曲され、完成された弦楽四重奏曲としては最後の作品となる。この曲は全曲演奏(全4楽章)でどうぞ。



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