三菱自動車アウトランダーのCM~パッヘルベル:カノン

三菱自動車アウトランダーPHEV「電気の力でもっと遠くへ」篇のテレビCMで流れている曲は、ヨハン・パッヘルベル作曲の「カノン」をアレンジしたもの。CMはこちら。




パッヘルベル:カノン


(プレイヤーが表示されない場合は下のURLをクリックしてください)
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/598/46/N000/000/000/125696009245316225816_pachelbel_canon.mp3

MP3はオルゴール音色による短い簡易版。YouTubeから美しい映像付きのカノンをどうぞ。



パッヘルベルの「カノン」が作曲されたのは1680年頃で、西洋音楽史でいうとバロック期の音楽(1600~1750年頃)。バロック音楽はそれ以前の音楽に比べると、音の強弱や速度、音色などに対比があり、感情を表出するダイナミックさが特徴的。ただし、感情を表出するといっても、その後のクラシック音楽を代表する19世紀頃のロマン派音楽ほど大げさではない。何が言いたいかというと、一般的なクラシック音楽、つまり18世紀後半から20世紀初め頃の古典派・ロマン派辺りのいわゆる世間一般でいう"クラシック音楽"演奏家たちが「カノン」を演奏すると、ゆったりとして感情タップリのロマンチックな雰囲気になりがち。それも悪くはないが、バロック時代当時の古楽器を使ったバロック音楽専門家たちの演奏トレンドは、大概テンポが速く(バロック時代当時の音楽は現代人の感覚に近い速いテンポで演奏されていたそうだ)、あっさりとした感じである。そんなバロック音楽専門家による代表的な演奏(ジョルディ・サバール&エスペリオンXXI)も紹介しておこう。テンポはすごく速いが、生き生きとしていて心地よい。本来の曲どおり、カノンに続いてジークも演奏されている。




さて、一番最初に紹介したCMでは「カノン」のラップアレンジ(歌:スティーブン・マクネア)だが、ラップ調の「カノン」といえば、遊助(=上地雄輔)の「いちょう」を思い出す。




ところで、私が最近お気に入りなのが、ピアノ・ガイズ(The Piano Guys)による「カノン」のアレンジバージョン。前回の記事(→http://8055.at.webry.info/201405/article_3.html)でも取り上げたが、ピアノ・ガイズといえば、映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」のミュージックビデオが世界中で話題となった、今人気の新世代映像・音楽ユニットである。ピアノ・ガイズによる「カノン」のユニークな映像はこちら。チェリストのスティーブン・シャープ・ネルソンが4人になって活躍するぞ(笑)


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

ナイス ナイス

この記事へのコメント

2014年06月14日 21:23
パッヘンベルのカノン、大好きです。
今回もいろんなパターンを聴かせてもらいましたが、チェロ四台のがやはりおもしろかったです。
それにしてもこの曲はいろんなミュージシャンの琴線を揺さぶるのか、たくさんの曲のアイデアの元になってるようです。
その中で言うと やはり”クリスマス・イブ”の間奏コーラス部分と、アフロディーテス・チャイルドの”Rain and Tears”がずば抜けているかと思っています。
2014年06月14日 23:50
おーちゃんさん、コメントありがとうございます。
アフロディーテス・チャイルドの「Rain and Tears」ですか。なるほど・・・
ハリネズミ
2014年06月16日 22:27
やっぱカノンは、"Rain and Tears"よりピアノ・ガイズがアレンジした曲の方がいいな。ピアノ・ガイズの映像はどれもおもしろいね。今度いろんな映像をアップしたピアノ・ガイズ特集記事を期待してます。
2014年06月17日 23:20
こんばんは、ハリネズミさん。
ピアノ・ガイズのカノン(Rockelbel's Canon)は素晴らしいねぇ。ひとり多重演奏というアイデアや、チェロを普通に弓で弾くだけではなく、はじいたり、叩いたりといった特殊奏法による見事な演奏、そしてストーリー性のある映像・・・もう絶賛するしかありません(^^)
私もピアノ・ガイズ特集を組んでみたいと思っていたんですよ。楽しみにお待ちください(^_-)

この記事へのトラックバック