人気クラシック曲をラグタイム化!ロシア風ラグ 他

今回は、人気のクラシック曲を、ラグタイムにアレンジした作品を紹介したい。今や、ポピュラーなクラシック曲が別ジャンルの音楽にアレンジされることは当たり前のように行われているが、100年程前のアメリカでは、クラシック曲のラグタイム化が流行っていたらしい。

まずは、ラフマニノフの前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」という作品。モスクワのクレムリン宮殿の鐘の音からインスピレーションを受けて作曲された1892年のピアノ曲。初演当時から相当な人気だったらしく、ラフマニノフが自身の他の作品が霞んでしまうとして苦々しく思うほど、この前奏曲はフィーバーしたらしい。

ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」
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このラフマニノフの人気曲を、ジョージ・コブがラグタイム化したのが「ロシア風ラグ」(1918年)。

ジョージ・コブ:ロシア風ラグ
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YouTubeより。バンド用にアレンジされた「ロシア風ラグ」も面白い。




次のオリジナル・クラシックは、有名なドヴォルザークの「ユモレスク」(1894年)。もっと詳しくいうと、ピアノ曲集「8つのユモレスク」Op.101の中の第7番の曲。ヴァイオリン独奏用にアレンジされてから人気になったらしい。MP3はオルゴール音色で制作した。

ドヴォルザーク:ユモレスク 変ト長調 Op.101~第7番
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ヴァイオリンによる演奏はこちら。




ゼズ・コンフリーというラグタイム作曲家が作ったユモレスクをどうぞ。曲名は「ユモストレス」(1925年)。




ラグタイム化されたユモレスクをもう一曲。フェリックス・アートンの「ユモレスク・ラグ」(1914年)。ユモレスク以外にも、リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」、シンディングの「春のささやき」、ショパンの「軍隊ポロネーズ」や「葬送行進曲」など、いろいろなクラシック曲の一部が登場する楽しいラグタイム!(^_^b


この記事へのコメント

2013年05月13日 22:13
オリジナルバージョンと比べると、ラグタイムはどれほど哀愁漂うメロディーでも快活に感じて気が晴れるような気がします。
カントリー系とかブルース系のギターでもラグタイムスタイルは沢山あるので、"ユモレスク”を試してる人がいるかもしれません。
いなかったら誰かチャレンジしてくれないかなァ。
2013年05月13日 23:52
こんばんは、おーちゃんさん。
たしかに哀愁漂うメロディーでも、ラグタイム化すると明るくポジティブな曲調に変化しますね。活力あふれる気分こそラグタイムの醍醐味だと思います。
ところで、ラグタイムスタイルの"ユモレスク”を、ギターでチャレンジしている人はいそうですね。今度、おーちゃんさん自身が、ラグタイム調にアレンジして弾いてみたらいかがですか?(^^)

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