サン=サーンス:「動物の謝肉祭」特集!

今回は、サン=サーンスが作曲した組曲「動物の謝肉祭」の中から、何曲かお届けしましょう。多くの楽曲をパロディー化して取り込んだユーモア感覚溢れる作風で、作曲者の最もポピュラーな作品になっています。「動物の謝肉祭」についての詳しい解説は次のところを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AE%E8%AC%9D%E8%82%89%E7%A5%AD


組曲「動物の謝肉祭」~
第13曲 白鳥



よく知られた曲で、美しいメロディーで人気があります。


第4曲 かめ



オッフェンバックの「天国と地獄」の中の有名な旋律が聴こえてきます。


第7曲 水族館



ミステリアスな雰囲気の音楽。ピアノの分散和音が揺れ動く水を表現しているそうです。


第11曲 ピアニスト



動物園にピアニスト?音階を繰り返し練習する凡俗なピアニストを皮肉っています。最後が唐突に終わっていますが、実際は次の曲にそのまま切れ目なく音楽が続いていきます。


第12曲 化石



今度は動物園の中に「音楽の化石」が登場!?シロフォンという硬い音のする木琴が奏でるのが、自作の交響詩「死の舞踏」から有名な"骸骨の踊り"のメロディー。サン=サーンスは自分の昔の作品を、「化石」と呼んで皮肉っているそうです。他にもフランス民謡やロッシーニの曲のメロディーが顔を出します。


ニコニコ動画より。第12曲~第14曲(終曲)部分です。

この記事へのコメント

2010年07月18日 22:50
「動物の謝肉祭」大好きです!
「白鳥」小学校の給食の時間に6年間ずっとかかっていて、給食の音楽だと信じていました(名曲もカタナシですね~)
「水族館」あなたの知らない不思議な世界かなんかで聞いたような気が…^^;
ピアニストも動物なんだ~ですごく納得しております(?)
2010年07月19日 00:28
こんばんは、まゆみさん。
私も「動物の謝肉祭」は、楽しくて大好きですよ。でもこの作品、表面上は楽しそうに作られていますが、実は批判や皮肉もタップリ。サン=サーンス自身がすぐれたピアニストであったにもかかわらず、「ピアニスト」を動物園に中に放り込んだのも、口やかましく彼を批判する批評家たちに対する腹いせでもあったようです。また「化石」もそう。過去の自分の大作が忘れられがちの中、ここで流れる"骸骨の踊り"のメロディーだけがポピュラーになっているのが、不満だったみたいですね(笑)

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