映画『ダイ・ハード2』にも登場!~シベリウス:フィンランディア

シベリウスの有名な作品である交響詩「フィンランディア」は、映画『ダイ・ハード2』の中で、ストーリーに合わせて効果的に流れていた音楽です。フィンランド出身のレニー・ハーリン監督にとって、主人公が果敢にテロリストと戦う姿と、「フィンランディア」が結びついていたんでしょうね。この作品が作曲された当時(1899年)、それまで認められていたフィンランド人によるフィンランド統治を、帝政ロシアが制限しようとしていました。それに反発し、愛国心を湧き起こさせる音楽が「フィンランディア」です。後に「フィンランディア」の中の美しい旋律部分に歌詞が付けられ、作曲者本人によって合唱用にアレンジされました。それが「フィンランディア賛歌」という作品です。「フィンランディア」についての詳しい解説は、次のところを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2

シベリウス:フィンランディア賛歌 Op.26-7



ここではピアノ版です。この「フィンランディア賛歌」が作曲された当時(1941年)、今度はソ連によって侵略され、フィンランドは国家存続の危機状態にありました。ロシアやソ連、もっと前はスウェーデンなど、大国に翻弄され続けたフィンランドの歴史は悲惨としかいいようがないですね・・・。


合唱曲は次のところをどうぞ。




交響詩「フィンランディア」はこちらです。




さて、話は変わりますが、現在中国とチベットも微妙な関係。2年程前、上海コンサートでチベット独立を叫んで波紋を呼んだミュージシャンがいました。アイスランド出身の人気シンガー・ソングライター、ビョークという歌姫で、中国当局に無許可で歌った「ディクレア・インディペンデンス」(Declare Independence=独立を宣言しよう)という曲で、「あなたたちの旗を高く掲げ、独立を宣言しよう」という歌詞の後に「チベット!、チベット!」と叫んだそうです。ちょうどこの頃、チベット自治区のラサで、独立を求める僧侶や市民による大規模デモが警官隊と衝突する事件が発生したこともあって、中国当局はビョークを批判しました。いや~、ビョークらしい過激なパフォーマンスですねぇ。その「ディクレア・インディペンデンス」のプローモーション・ビデオを紹介しておきましょう。アヴァンギャルドな音楽と映像で楽しめます(^^b




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この記事へのコメント

病苦
2010年07月12日 18:47
フィンランディアですか。なつかしいです。勇壮かつドラマチックで盛り上がりますね。北欧は自然も風光明媚で、是非夏に行ってみたいです。

ビョーク、素晴らしい!このプロモーションビデオは出来過ぎ。過激というより革新的。ロックの枠を完全に超え、前衛的な雰囲気が濃厚。

Koukouさんも、ビョークに負けず、中◇派のヘルメットをかぶった連中を相手に、パソコンとランケーブルで操る映像を載せて欲しいな。「前進!前進!」とやりましょう!動員はいつでもかけますから(笑)。曲はもちろん、ヴァーレーズのイオニゼーション。

サイレンに負けずに前進だ(爆)!
2010年07月13日 01:11
こんばんは、病苦さん。

フィンランディアは懐かしかったですかね?ぜひ、この夏は北欧に行って病気を治してください(笑)

さて、このビョークのビデオ、最高でしょ?私も初めて見たとき、すぐにハマリましたよ。ジャンルでいうと、オルタナティブ・ロック、つまり型にはまらない、自由で実験的なロックとなるだけど、病苦さんのいうとおり、ロックの枠を超えた前衛的な雰囲気が濃厚な音楽だよね。私も、こういうアヴァンギャルドな音楽と映像は大好きですよ(^_^b

ところで、こんな感じの映像で、パソコンとLANケーブルで「前進!前進!」(笑)で、流す音楽はヴァーレーズのイオニゼーションか・・・似合いそうだね。でも、手作りの鉄パイプ・ロケット弾が飛んで来そうなので止めときます(爆)
晴耕雨読
2010年10月29日 22:43
携帯からで音が聞けないんですが
面白そうです。
今度パソコンからアクセスさせていただきます。
2010年10月30日 12:12
晴耕雨読さん、携帯からじゃ音楽は聴けないでしょ?さてはハナから音楽を聴く気はないとみたぞ
ところで、昨日はお疲れさまでした。晴耕雨読さんが帰ってしまったんで、3人でさらに飲みに行きましたよ。今回「西口本店」だったので、忘年会は「西口店」でやりましょう!(^_-)

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