ジョプリン:「ラグタイム・ダンス」&「ストップタイム・ラグ」

今回は、ジョプリンの"Stamp(スタンプ)"入りの2曲を紹介しましょう。"Stamp"とは、靴の踵で床を踏みならす、という指示で、2曲とも1拍目と3拍目にその指示が入っています。"Stamp"する人は奏者ですが、聴衆も"Stamp"に加わってよく、手拍子ならぬ足拍子で一体感を味わえる効果があります。では、なぜ手拍子ではなく足拍子なのか?ラグタイムは、20世紀初頭に流行ったポピュラー音楽。当然酒場でも演奏されたわけで、そんなところで客はビールジョッキ片手に手拍子なんかできませんからね、音楽に合わせて豪快に足でバンバン、床を踏み鳴らしたんじゃないでしょうか。・・・と勝手な想像で書きましたが、本当のところは知りません。でも、こんなような話を聞いた気もするんですが・・・。間違っていたらゴメンナサイ(^^ゞ


S.ジョプリン:ラグタイム・ダンス



いかにもジョプリンらしい明るいラグタイム。後半から、"Stamp"が登場しますが、ここではバス(キック)ドラムの音色で表現しています。


S.ジョプリン:ストップタイム・ラグ



この作品は、強くor弱く、また速くor遅く、どちらでもピアニストの好みに応じて弾いてよいラグタイム。冒頭から"Stamp"が指示されていますが、ただの足拍子では物足りなかったので、ドラムで適当に、最後は派手にリコンポーズド・・・そんな大げさじゃないですね(^^)、アレンジしてみました。

この記事へのコメント

マシュー
2010年06月21日 21:36
いやいやドラム、派手に打ち鳴らしますな。これって「マシュー=ハーバード」の「リ・コンポーズド」の影響でしょうか?

ハーバードはマーラーの未完に終わった10番を見事に「リ・コンポーズド」していますが、Koukou氏はジョブリンから始めたわけですか。

今度はシューベルトの未完成、ブルックナーの9番あたりの「リ・コンポーズド」を期待していますよ!

でも、Koukouさんは「バーレーズ」のサイレン系音楽や「ステイーブ=ライヒ」の砂漠の音楽がお似合い!!
2010年06月21日 23:45
こんばんは、マシュー殿、お待ちしてました(笑)

サンプリング界の鬼才DJ、マシュー・ハーバートが「リコンポーズド」(再構築)したマーラーの交響曲第10番~アダージョが、先日発売されたね。「リコンポーズド」という表現が気に入ったんで、ここで使わせてもらいましたよ(^^)
ハーバートにとって他人の曲を「リコンポーズド」(=リミックス?)するのはお手のもの。ハーバートが何やら哲学的な深いことを言ってますが、要するにマーラーの未完成曲を模様替えしたわけですな。マシューさん、ハーバートがリコンポーズドしたマーラーを買ってみたらいかがですか?ちなみにHMVでは、クラブミュージック・コーナーで大々的に発売(試聴も出来ます)されてましたよ。すみません、私が先に買うかも・・・(^^;)

ところで、サイレンが登場するヴァレーズの名曲「イオニゼーション」を、ハーバートにリコンポーズドしてもらいたいね。サイレンの代わりに、ゲップの音やおならの音が鳴り響いたら楽しそ~(爆)それから、ぜひライヒの曲もやってもらいたい。ハーバートは、ライヒの影響を受けているはずだから、きっと面白い作品ができるんじゃないかな。

だいぶハーバートのCDが集まりましたから、今度マシューさんにお会いしたときに、タップリお聴かせしますよ。お楽しみに!(^_-)
摩周 
2010年06月22日 14:58
ハーバードが先か、Koukouさんが先か・・・・リ・コンポーズド作品、これからも楽しみしています!たまったCD群は酒の肴と行きましょう。悪酔いするかも(笑)。
2010年06月22日 23:02
こんばんは、摩周さん。ネームが漢字に変わったね。じゃあ、近いうちにハーバートのCDを聴きながら、「魔酒」をタップリ飲みましょう!

そうそう、YouTubeでハーバートが、マーラーの曲をリコンポーズドしているシーンの動画がありましたよ。次のところです。
http://www.youtube.com/watch?v=KnvaFOxkVzs

ジュゼッペ・シノーポリ指揮によるフィルハーモニア管弦楽団が演奏したマーラーの第10番を、棺に入れたカー・ラジオでかけて、その音を録音していたりします(笑)
こんなことをして、いったいどんな意味があるのか?どうもテーマである「死」を表現したかったようですが、ハーバートらしい変態チックなリコンポーズドですな(爆)

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