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zoom RSS タモリ倶楽部〜レアなクラシック打楽器の世界

<<   作成日時 : 2017/05/18 23:01   >>

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5月12日放送のタモリ倶楽部、「毎度レンタルありがとうございます!愛と哀しみのレアなクラシック打楽器の世界」は、なかなか興味深かった。滅多に使われない珍しい打楽器はレンタルされることが多いらしい。番組ではそんなレンタル打楽器を扱う大手の「プロフェッショナル・パーカッション」(HPはこちら)という会社を訪ねて、レアな打楽器を紹介していた。今回ここで取り上げようと思います(^^)

・レア打楽器その1 : ハンマー (写真はこちら…プロフェッショナル・パーカッションのHPより)

写真を見ると分かるが、大きなハンマー(木槌)そのまんま。楽器用に作られたわけではなく、レンタル会社がホームセンターで売っていた木槌を買ってきたそうだ(笑)
叩かれるほうのハンマー台が共鳴して音を出すので、台のほうがメイン楽器と言えそう。
レンタル頻度は、半年に1回出れば良いくらいとのこと。貸出単価はハンマー台とセットで1日5,000円。
このハンマーが使用される楽曲として、番組ではマーラーの交響曲第6番が紹介されていた。

YouTubeより。マーラーの交響曲第6番(第4楽章)のハンマー打撃シーン。台から湧き上がる粉煙はベビーパウダー!?



マーラーの交響曲第6番〜第4楽章全部の演奏もどうぞ。ハンマー打撃シーンは下の映像では13分59秒頃、18分43秒頃、29分28秒頃と3回登場する。ハンマーの打撃回数は最初は3回であったが、後に作曲者は最後の1回を削り、2回に変更している。ただし、指揮者の解釈によって3回の打撃を行うこともあるようだ。また、通常は打楽器奏者がハンマーを叩くと思われるが、映像ではチューバ奏者がハンマーを叩いている。がたいの良さで選ばれたのか?(^O^)




・レア打楽器その2 : カリヨン (写真はこちら

教会の鐘の音を出す楽器カリヨンは、オーケストラの人気曲、ベルリオーズの「幻想交響曲」で使われるため、多い時には月に1度のハイペースで貸し出されているそうだ。
「幻想交響曲」でレンタルされるのは2種類あって、貸出単価は小さいサイズ(「ド」を出す鐘)が1日15,000円、大きいサイズ(「ソ」を出す鐘)は1日25.000円だそうだ。

ベルリオーズの「幻想交響曲」〜第5楽章はこちら。カリヨンが使われるのは、下の映像では2分50秒頃から。演奏会によっては鐘の音の距離感を出すため、つまり遠くから聞こえるように演出するため、舞台裏にカリヨンを置いて、奏者がモニターを見ながらカリヨンを叩くこともあるそうだ。




・レア打楽器その3 : ウインドマシーン&サンダーシート (前者の写真はこちら、後者の写真はこちら

それぞれ風と雷の音を出す擬音楽器。これら2つの楽器が使用される代表曲としては、リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」が紹介されていた。
レンタル頻度は前者が2カ月に1回、後者が2〜3カ月に1回くらい、貸出単価は前者が1日5,000円、後者が1日2,000円。番組では、サンダーシートのレンタル料2,000円と聞いて、出演者バイきんぐの小峠英二が、「安っ!これ2,000円ならお得な気がしますね」と言ったら、タモリが「トタンですよ、これ!」(枠にトタン板をぶら下げただけの楽器だから)と突っ込んでいた(笑)

アルプス交響曲の演奏動画はこちら。作曲者の経験に基づいて、アルプス登山の様子を描いた単一楽章形式の交響曲。嵐による雷雨に見舞われながら登山者が下山するシーンで、ウインドマシーンとサンダーシートが使用される。下の映像では、ウインドマシーンが演奏されるのが36分5秒頃から、サンダーシートが演奏されるのが39分42秒頃から。




・レア打楽器その4 : タムタム(ドラ) (写真はこちら

タムタムにはいくつか種類があるが、番組で紹介されていたのは直径2メートル以上の超巨大なドラで、貸出単価は1日80,000円もする。そのためか、ここ10年間はレンタルが無いらしい。
この楽器の使用楽曲として挙がっていたのが、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」。番組では“荒川静香、イナバウアーの曲です”と紹介されていたので、ここらで私の制作したMP3を載せておきましょう。MP3はオルゴールバージョン。

プッチーニ:誰も寝てはならぬ(歌劇「トゥーランドット」より)


(プレイヤーが表示されない場合は下のURLをクリックしてください)
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/013/598/46/N000/000/000/puccini_nessundorma.mp3

ルチアーノ・パヴァロッティの豊かな歌声はこちら。




歌劇「トゥーランドット」の映像。タムタムが鳴らされるシーンは下の映像では35分39秒頃。ちなみにイナバウアーの曲が流れるのが、1時間22分7秒頃から。




番組で紹介されていたレア打楽器は以上で終わり。せっかくだから、ここからは打楽器アンサンブルの世界を紹介していこう。

まずは西村朗の「ケチャ」(1979年)という作品。インドネシア・バリ島の伝統芸能であるケチャのリズムを取り入れた、エキゾチックな音楽で、ボンゴやコンガ、ティンパニ、マラカス、チャイム、タムタムなどの打楽器が活躍。打楽器奏者が「チャク、チャク、チャク…」と発声しながら演奏するところは、ぶっ飛ぶくらい面白い!(^O^)

西村朗:6人の打楽器奏者のための「ケチャ」




次はエドガー・ヴァレーズの「イオニゼーション」(1931年)。打楽器を多用した革新的な音響を追及した作曲家。この曲は、13人の奏者が40以上の打楽器(ゴング、タムタム、シンバル、スネアドラム、バスドラム、サイレン、スラップスティック、クラベス、マラカス…etc.)を扱う大規模パーカッション・ミュージックの古典的名曲として有名。

エドガー・ヴァレーズ:イオニゼーション




最後にもう一曲。ジョン・ケージの「ファースト・コンストラクション」(1959年)。この曲は上で紹介したサンダーシートが大活躍する。ピアノの内部奏法(ピアノの弦をいじる奏法)も面白いぞ(^_^b

ジョン・ケージ:ファースト・コンストラクション(イン・メタル)



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